「演奏してみた。」シリーズの見えない壁
今回は、ある程度楽器の演奏に自信がついてきた頃に手を出したくなる「演奏してみた。」シリーズを始めようか迷っている方に向けてのオカザキの考えをまとめてみました。
主に、やってみようと考えている方へのオカザキとしての意見なので賛否両論はあることは承知です。
- もっと上手な人がいる
これでしょうね、SNSやYouTubeへの投稿の恐ろしい点はここにあるでしょう。
SNSを見ると自分よりも上手な演奏を当たり前のようにこなす、その道の先輩方の動画がたくさんある中での自分の動画。
どう考えたって、相対的に上手とはいえない演奏を投稿する意味があるのか、ここで突っかかる方がたくさんいます。
しかし、SNSやYouTubeを閲覧する人が全員上手な演奏がお目当てでしょうか?
ましてや、投稿する側の人間は特に上手じゃなくとも、投稿することによって得られるなにか(投稿するためにはある程度の納得いく演奏ができる必要がある等)があって投稿しているわけであって、決して閲覧者を満足させるためだけに演奏動画を投稿している訳ではありません。そこはプロの仕事です。
- 叩かれるのが怖い
これは、投稿する目的によりけりですよね。
そもそも、「演奏してみた。」で自分の素晴らしい腕前を披露するために、動画投稿をするというなら多少の叩きは仕方ないのかもしれません。理想と現実の乖離に気づくいいチャンスにもなるでしょう。
しかし、投稿することによって頑張れる。そういった目的があるのなら、話は別です。
最初っから、投稿してみましたが、腕前はそこまでではないですのスタンスなら、誰も上手を求めていません。
その前置きがあるのにも関わらず叩いてくるというのは、批判者の文章力に問題がある、それだけのお話です。
- 最後に
以上2つの壁をあげて参りましたが、いくら論理的に「恥ずかしいことじゃない」「叩かれる筋合いはない」と思っていても踏ん切りをつける必要があることに変わりはありません。
たくさんの意見があって、SNSやYouTubeに「演奏してみた。」動画をあげることに躊躇している方に少なくとも賛成派の意見としてオカザキの意見が伝わればと思います。
重要なのは、あくまで私見、です。